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マッドマックス:フュリオサ

タイトル:マッドマックス:フュリオサ(原題:FURIOSA: A MAD MAX SAGA)
国:オーストラリア / アメリカ
公開年:2024年
視聴:2025-02-12 - U-Next
監督: ジョージ・ミラー
脚本: ジョージ・ミラー / ニコ・ラソウリス
出演: アニャ・テイラー=ジョイ / クリス・ヘムズワース / トム・バーク / アリーラ・ブラウン / ラッキー・ヒューム
リンク:allcinema

2024年のオーストラリア・アメリカ合作映画。
言わずと知れた2015年のオーストラリア映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のスピンオフ作品。「怒りのデス・ロード」で実質的な主人公ともいえる役どころであったフュリオサの「怒りのデス・ロード」に至る半生を描いた復讐譚。

監督・脚本はジョージ・ミラー。主演のフュリオサはシャーリーズ・セロンに代わって「ザ・メニュー」でその目が印象的だったアニャ・テイラー=ジョイが演じている。

「怒りのデス・ロード」は異様なまでにシンプルな作りであったけど、こちらは割とオーソドックスな復讐譚。まぁ、それでも十分にシンプルではあるけれど。

「マッドマックス」シリーズにしては、クリス・ヘムズワース演じる悪役ディメンタスが割と小物感のあるキャラで前作のイモータン・ジョーや1作目のトーカッターのようなカリスマ性に欠けるのが残念なところ。

途中、サービスかもしれないがインターセプターとマックスらしき人物の後ろ姿が映るけれど、これもちょっとやり過ぎだなと思った。

クライマックスでフュリオサが使ってる拳銃がちょっと変わっていて気になって調べてみると、レ・マット・リボルバーという南北戦争時代に使用されていたリボルバーでシリンダーの軸がショットガンのバレルになっていて通常弾だけでなく散弾も撃てるという変わり種。劇中でもフュリオサが散弾を装填するシーンがある。近未来の話に19世紀半ばの拳銃が出てくるのはちょっと無理があるような気がするが、マッドマックスの世界であればそれもまた良し。