備 考:
単行本書き下ろし。
著名ミステリ作家を父に持つ主人公が悪夢から目覚めると父の別荘で昨日の記憶がない。
嵐でクローズドサークルと化した別荘で、父親は新作ミステリのアイデアを客たちに話しだすが・・・というミステリー内ミステリーを扱った作品。
全体の仕掛けは早々に予測が付くものだが、まさかネという感じのオチで、それがそのまんま出てきたから逆の意味でまさかだった。バカミス的なオチの是非はともかく、作中作の内容が作中でも言及されているとおりつまらない上に、そのつまらなさが全体の仕掛けになっていると思っていたらとくにそうでもないというのはがっかりだ。
