備 考:
「WEBコミックガンマ」2024年2月29日〜2024年7月まで掲載分を収録
タイトル: | スターウォーク - 1 |
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出版種別: | 書籍 |
作者: | 淺白優作 |
出版社: | 竹書房(BAMBOO COMICS) |
発行日: | 2024-11-29 |
購入日: | 2024-11-19 |
読了日: | 2025-04-23 |
管理番号: |
「WEBコミックガンマ」2024年2月29日〜2024年7月まで掲載分を収録
恒星間旅行から帰還した主人公らを待ち受けていたのは。公転軌道から逸脱し自転も停止した地球だった。酷寒の夜と灼熱の昼の間の僅かな黄昏時を人類生存の一縷の望みをかけてグリーンランドのスヴァールバルを目指すという直球SF。
強制スクロールと例えられる、迫り来る灼熱の昼から逃げながらの徒歩旅行というアイデアが何よりも素晴らしい。さらに、地球が公転軌道から外れた理由や地上に残された遺跡や怪物といった謎もてんこ盛り。設定や謎の奇想さ加減はバリントン・J・ベイリーの「時間衝突」や最近だと劉慈欣の「三体」にも負けてないし、主人公が人間ではなくAIというはイーガンっぽさも感じさせる。 ここまで本格SFを読んでいる気にさせるマンガはそうないのではないだろうか?
今後の展開が楽しみ。
第1話 星、歩くもの
第2話 強制スクロールな世界とその敵
第3話 日の出のフライト
第4話 ある文明の記録