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  • まなびのずかん 機械語がわかる図鑑

    子供にも理解できるように、オールカラー、総ルビ付きで動物さんたちが優しく一つ一つ丁寧に図解入りで機械語を教えてくれる図鑑。この手の本だと教材用にシンプルな構造を持つ仮想的なコンピューターを対象に解説しそうなものだが、この本ではx64アーキテクチャのCPUをターゲットにしており、書籍内で解説しているコードを実際にWindows11上のVisualStudioで動かせるようにしているのが特徴。

    解説している内容はレジスタとメモリのアクセスと四則演算、分岐とスタック、サブルーチンコールといった基本的なことがらで、実用性には乏しいし、子供にとって楽しい内容かどうかは判らない。

    内容はいたって真面目だが、ある種のネタ本として読むのが吉かも。

    はじめに

    第1章 ことば ―― 機械語
     1-1 コンピュータってどんなもの?
     1-2 プログラムはどうやって実行する?
     1-3 機械語ってどんな言葉?
     1-4 機械語とアセンブリ言語の関係
     1-5 コンパイラとインタプリタは何をしてくれる?
     1-6 開発環境をインストールしよう

    第2章 おぼえる ―― レジスタ
     2-1 レジスタには「今使いたいもの」を入れる
     2-2 整数を足してみよう
     2-3 負の整数や大きな整数を足してみよう
     2-4 整数を引いたり掛けたりしてみよう
     2-5 整数を割ってみよう
     2-6 小数の計算をしてみよう

    第3章 もっとおぼえる ―― メモリ
     3-1 普段はデータをメモリに置く
     3-2 メモリにデータを置いてみよう
     3-3 メモリにたくさんのデータを置いてみよう
     3-4 たくさんのデータの中から指定されたデータを取り出そう
     3-5 メモリを使ってC言語からアセンブリ言語にデータを渡そう

    第4章 とぶ ―― ジャンプ
     4-1 ジャンプ命令でプログラムの好きな場所にとぶ
     4-2 条件分岐を使ったプログラムを書いてみよう
     4-3 条件分岐を使ってもっと複雑なプログラムを書いてみよう
     4-4 ループを使ったプログラムを書いてみよう
     4-5 ループを使って好きな個数のデータを処理してみよう

    第5章 つむ ―― スタック
     5-1 スタックでは最後に入れたデータが最初に出る
     5-2 関数を呼び出そう
     5-3 スタックから引数を受け取ろう
     5-4 必要な値を残しておこう
     5-5 自分自身を呼び出す再帰呼び出し

    おわりに
    索引