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  • 戦前 エキセントリックウーマン列伝

    既成の枠に収まらないまさに型破りな女性達の評伝集。
    「20世紀破天荒セレブ」の姉妹編といった感じ。

    一口にエキセントリックといっても取り上げられている20人の女性は多様。自分の意思からの生き様もあれば、時代や家族といった環境によりそう生きざるを得なかった人もいる。彼女たちが生きた時代に比べれば、現在の日本は十分とは言えないまでもいくらかは女性にとって生きやすい時代になったとは思うが、同時に彼女らのような型に合わない収まりきらないエキセントリックな人たちにとっては生きづらい世の中になっているようにも思う。

    はじめに

    第一章 物議騒然
     「水銀事件」で社会デビュー 丹いね子
     イタリア人狙撃事件で一躍有名になった少女 深谷愛子
     「千人斬り」伝説の女 松乃門三艸子
     金色夜叉となった「虚飾の女」 小林孝子
     美貌と才気と芸能と社交で東京を背負った女 江木欣々
     男のために小指を落とした女 照葉
     美貌で神童のバイオリニスト 諏訪根自子
     歌に生き恋に生きた女 田中路子

    第二章 不撓不屈
     男装のバンカラ陶彫家 月谷初子
     世界に向かって気を吐いた女 ラグーザお玉
     大陸を駆け回った「シベリヤお菊」 出上キク
     芸者から尼になった無手の女 大石米子
     「裸ダンサー」「学者芸者」と呼ばれた女 花園歌子
     「ドーリー」と呼ばれた女 薩摩千代

    第三章 大胆不敵
     「軍艦女史」と呼ばれた女 阿部銀子
     「民権ばあさん」と呼ばれた女 楠瀬喜多
     一皿のハヤシライスを夢見た女 林禮子
     「鉄成金」と呼ばれた女 中村照子
     芸と神秘に憑かれた女 木村駒子
     モデルと弟子と愛人に挑戦する女 山田順子

    おわりに  参考文献