Note:
主人公のジャズは「火星の人」や「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の主人公同様な頭の良さとどんな状況でも陽気でくじけないハートを持っているのは共通だけどかなりの粗忽ものというか悪運の持ち主。「火星の人」も「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も主人公は巻き込まれ型だけど、本作のジャズは物語が動く切っ掛けが全て自分起因のしくじりにあるという点が大きな違いだろうか。
物語はEVAスーツの事前チェックの甘さからくる故障で始まるし、最初の依頼で予備の酸素ボンベを失うようなヘマをしなければ全ては巧く生き人死にも出なかっただろうし、クライマックスもしかり。特にクライマックスのしくじりは愛嬌というには度が過ぎてる感じで、結末の大団円にちょっともにょる感はある。まぁ、高千穂遙の「ダーティー・ペア」に比べれば随分マシと思えば気にはならないか。