備 考:
2017年に国書刊行会から刊行されたものを文庫化したもの。
タイトル: | H・P・ラブクラフト 世界と人生に抗って |
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出版種別: | 書籍 |
著者: | ミシェル・ウェルベック |
翻訳者: | 星埜守之 |
序文: | スティーヴン・キング |
解説: | 柳下毅一郎 |
出版社: | 河出書房新社(河出文庫) |
発行日: | 2025-08-10 |
購入日: | 2025-08-06 |
読了日: | 2025-08-19 |
管理番号: |
2017年に国書刊行会から刊行されたものを文庫化したもの。
フランスの作家・詩人であるミシェル・ウェルベックによるH・P・ラブクラフト論。
まず、著者であるウェルベックのラブクラフトに対するクソデカ感情に恐怖した。
論じされている内容は概ね納得できるものではあるが、やや暴走気味な感もある。序文をスティーヴン・キングが書いているけど、キング自身は割と納得いってない感じなのも判らんでもない。とりあえず、著者であるウェルベックがラブクラフトのこと好き過ぎるということは良く判った。
序文 ラヴクラフトの枕(スティーヴン・キング)
はじめに
第一部 もう一つの世界
儀礼としての文学
第二部 攻撃の技術
晴れやかな自殺のように物語を始めよ
臆することなく人生に大いなる否(ノン)を宣告せよ
そのとき、大伽藍の偉容が見えるだろう
そしてあなたの五感、いわく言い難い錯乱のベクトルは
完全な狂気の図式を描きだすだろう
それは時間の名づけ難い構造のなかに迷い込むだろう
第三部 ホロコースト
反伝記
ニューヨークの衝撃
人種的憎悪
わたしたちはハワード・フィリップス・ラヴクラフトから魂を生贄にするすべをいかに学ぶことができるのか
世界と人生に抗って
読書案内
訳者あとがき
解説 人間嫌いの文学史(柳下毅一郎)