備 考:
図書館で借りて読了

| タイトル: | そして誰も死ななかった |
|---|---|
| 出版種別: | 書籍 |
| 作者: | 白井智之 |
| 出版社: | KADOKAWA |
| 発行日: | 2019-09-30 |
| 購入日: | |
| 読了日: | 2025-11-09 |
| 管理番号: |
図書館で借りて読了
作家天城菖蒲に招待され離島の屋敷に招待された5名の推理小説作家。しかし、島には5人の他に誰もおらず、不審な気持ちを抱きながら一晩過ごすことになるがその夜のうちに5人全員が謎の覆面の人物に殺害されてしまう。
夜が明けて何故か死んでいながら意識を取り戻した主人公は犯人を捜そうとするが・・・ という特殊設定ミステリ。
クローズドサークルとゾンビという特殊設定を合わせたミステリだが、メインのトリックも死体が蘇るという特殊設定を活かしたもので良く出来ていると感心したが、真相が明らかになる前に提示される解決があまりに(特殊設定ミステリということを考慮してもなお)荒唐無稽に過ぎて作中世界においても説得力がなさ過ぎではないかという点と、死体が蘇るという特殊な状況を作り出す仕掛け、犯人の動機などが雑というかテキトー過ぎる感があるのが難点か。
既読の二冊もそうだけど、白井智之のミステリはメインとなるアイデアは面白く独創的だが、それを支えるディテールがかなりやっつけなのではないかと・・・ まぁ、そういうザンネンな部分も含めて魅力というか個性とも云える作家という気もするが。