13歳からの考古学シリーズの1冊。

| タイトル: | なんで人は青を作ったの? 青色の歴史を探る旅 |
|---|---|
| 出版種別: | 書籍 |
| 著者: | 谷口陽子 / 高橋香里 |
| 画: | クレメンス・メッツラー |
| 出版社: | 新泉社 |
| 発行日: | 2025-01-17 |
| 購入日: | |
| 読了日: | 2026-02-04 |
| 管理番号: |
13歳からの考古学シリーズの1冊。
陰キャの蒼太郎と陽キャの律の中学1年生コンビが夏休みに所属する科学倶楽部の手伝いで様々な青色顔料を作成するという学習ジュヴナイル。
一応物語的なものはあるが、紙幅の多くを顔料の製造過程や解説が締めており、学研などの学習マンガの児童文学版といった感じの作品。にしては顔料の歴史とはかなりマニアックなチョイスな気もするが、普段多くの人が気にもしないであろう「青」という色を人がどうやって作り出してきたのかという歴史は化学と美術が交差する話でもあり、子供にも判るよう平易な文章で語られる内容は興味深い。
ただ、小説としてはかなり物足りない感じなのが残念。
謝辞$おもな登場人物
プロローグ
第1章 ヴェルディグリとオドントライト
実験のスタートはヴェルディグリ
できあがりは茶色になる?
最古の人工青色? オドントライト
緊張の連続の実験
第2章 ラピスラズリとウルトラマリンブルー
中央美術館でウルトラマリンブルーとであう
きれいな青ができた!
日本にウルトラマリンブルーはなかった?
第3章 スマルトとフォルスブルー
コバルトからスマルトを作る
偽物の青色を作る
きれいなコバルトガラスができあがる
第4章 エジプシャンブルー
人類がはじめて作り出した合成の青
作るのはガラスじゃない?
エジプシャンブルーはキラキラ光っていた?
第5章 骨董店と科学倶楽部
摩訶不思議な森井老人の骨董店
久しぶりの科学倶楽部
バクテリアから赤い顔料ができた
第6章 マヤブルー
植物から作られたマヤブルー
強烈なにおいの青い液体
くさい液体からマヤブルーができた!
第7章 プルシアンブルー
ベルリンで作られた青
ベロ藍作りに挑戦
実験に失敗するって、悔しいぞ!
時間をかけてできたヴェルディグリ
第8章 埴輪
古代の日本で使われていた青は?
古文書の「青」を探しに茨城へ
〈あおに〉を発見?
青緑に見える山肌がある
インスタントカメラで記念撮影
伝説の紺色〈あおに〉
第9章 中世の青色の話
錬金術を調べに中央美術館へ
青色も錬金術で作った?
本物のレシピで再現に成功
ぼくたちが名前をつけていいの?
第10章 旅立ち
サイコーだった青の実験
企画展に展示される⁉
律がいなくなる
2年後に届いた招待状
はじめてのレセプション参加
展示されたぼくたちの青の実験 その1
展示されたぼくたちの青の実験 その2
レセプションで注目をあびる
エピローグ
あとがき
おもな参考文献
謝辞