Note:
戦後、ミステリ出版に貢献した編集者へのインタビュー集。
いろいろ面白しエピソードが語られているが、複数の編集者が鮎川哲也がその偏屈ぶりを語っているのが印象的。曰く、他所の家を訪ねても玄関から先には上がらないとか、取材先で食事を振る舞われても決して食べることはないとか・・・
あと、松本清張が駆け出しの頃、当時「キング」の編集長だった原田裕が丹羽文雄の家に年始の挨拶に行くついでに松本清張の家を訪ねたら、「キング」の編集長がわざわざ自宅まで挨拶に来たと泣いて喜んだという話が、晩年の松本清張の姿からは想像できず微笑ましいなぁ。
