Note:
大学時代の友人7人グループと偶然知り合った3人家族が山中の地下施設に突如発生した地震により閉じ込められてしまう。助かるためには一人を犠牲にするしかない状況で殺人事件が発生。残された人々は犯人をその犠牲にしようと犯人捜しを始めるが・・・ という話。
2022年の週刊文春ミステリーベスト10で1位を獲得するなど評判の高い作品。確かに結末はなかなかの衝撃ではあるが、どうにも舞台設定と結末ありきといった感じで、施設の構造自体もそうだが、放置された施設にもかかわらず発電機も食料も用意されてるとか、この状況下で悠長に犯人捜しするか?とか、全てが結末に都合の良いように進んでいくことに違和感を感じてしまう。ちょっと期待外れ。
トリックと結末は悪くないだけに、ミステリ小説としての作り込みがお粗末に過ぎるのが残念。
