Note:
アメリカの民俗学者である著者が、国民性とはフォークロアの中に現れるという観点から、ドイツの「ウンコや肛門が大好き」な国民性を、多数のフォークロアや文学、著名人の発言や手紙などから検証していくという本。ドイツ人のウンコ好きが乳児期の糞便塗れのおくるみや、早期に行われるトイレ学習などによるのではないかという仮説あたりまではふーんという感じだが、終盤のフロイトの精神分析を敷衍してナチ政権下におけるユダヤ人差別や、強制収容所での虐待の要員とドイツ人の国民性と結びつけるのはちょっとやりすぎではないかという印象を受けた。
まぁ、そこら辺は差し引いても、ドイツのウンコや肛門をモチーフにしたフォークロアや著名人エピソードは面白い。
